当日の参加者は6名。まずは草刈りから。
黒鉄会の行なう「おろしがね」は、これまでのたたら製鉄でできた、まとまらなかったケラ・小ケラをノロを落として一塊にまとめる作業です。先日、吉原義人刀匠の工房で見学させていただき、そこと同じように炉を作り、まったく自信が無くやってみました。何しろ初めてのことなので、炉を解体してみないと不安でした。でも、バラバラの材料を少しずつ炉に入れて、1.8kg強の固い塊ができました。ハンマーでガンガン叩いてもしっかり固い物ができたので、みんなで喜びました。炭素量がどの程度になっているかはわかりませんが、とにかくまとまっただけで第1歩! 確かに義人刀匠が「製鉄するよりずっと簡単だよ。」とおっしゃっていましたが、その通りでした。
もとの原料
できました。炉底側の写真です。