第2回おろしがね (2017.09.09)

 

当日の参加者は5名。

たたら場は草木が多いので、湿気が強く暑い日でした。まずは前回と同じく草刈りから。
前回の卸し鉄がとても調子よかったので、気楽に始めようとしました。
ところが、2か月経つと頭の中が空っぽになっていることにみんなが気が付きました。
そこで相談をしながら、あわてずに進めることに。

炉は同じように作ったのですが、今回は投入するバラバラの鋼を前回より多く4kgにしました。
暑かったこと、それに慣れない頭を使ったせいでけっこう疲れました。

いよいよ炉の解体をしてみると全部が1つにまとまっていませんでした。
結局、前回と同じほどの大きさとと、そこから腕を伸ばしたようなもの。とびでた部分を除いて1.8キロ。
この大きさの炉ではどうもこれが限界ではないかとみんなで考えました。欲を出しても炉を大きくしないとこれ以上は大きい固まりにはならないようです。
また炎に製鉄ほど気を使っていなかったのを反省。気を抜きすぎたことを反省。

続いてもう1回、「おろしがね」に挑戦予定です。

 もとの原料

 

 できました。上側の写真です。

 


 

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