当日の参加者は7名。
1回目(7月)と2回目(9月)と割に気楽にできたので、ちょっと気を抜いてやったら、羽口が詰まってしまいました。羽口の角度を間違えたのが原因ですが、それでも3キロの材料から1.4キロの塊。午後に再度行うことにしました。
羽口の角度や送風量にみんな自信がなくて、どうしてこんなに頭に入らないのかと全員で反省。
2度目は原料は2.5キロほどと少なめでしたが、1.2キロの塊。翌日、刀鍛冶の加藤清志さんが東京に出てきていたので、1回目(7月)の物とこの日の1度目の物を見てもらいました。
話しにならないと言われるかと思ったら、どちらもまあまあ良くできているとのことでホッと安心。ただ、1回目の物は表面の上の部分が再酸化していること、また部分的に炭素量が上がりすぎていると指摘。この日の物は形はあまり良くなくても問題ないだろうとのことでした。ただ、おろしがねをやっている時にはやはり「ボコボコ」という音がするくらいでないときれいにノロが落ちないこと、羽口から行く風が炉の中心の下1寸くらいに鉄の塊の上面がくる程度に調整するように教わりました。確かにこれまではぼこぼこと音がしていました。
さすがに加藤さん、見ただけでアドバイスをしてくれるので感心しました。なお、羽口の角度はやはり10度程度は傾けるとのことです。次の予定を変えて続いてもう1回、「おろしがね」に挑戦予定です。
1度目の原料
1度目(1.4キロ)
2度目(きれいにして1.2キロ)。下が羽口の位置。