藤野31号だたら (2019.11.04)

 

参加者8名:松嶋、内藤、鈴木、川之上、中嶋、中野、朝吹、千葉

たたら場周辺は先10月の台風19号の被災地です。日程を変更して行うことにしましたが、小屋が壊れているか、炉が壊れているかなど心配することばかりでした。事前に、地主さんと小俣さんから現地の様子を確認していただきました。また、いつも通る道路も不通のままでした。
炉は事前に聞いていたとおりびしょ濡れでしたがまったく壊れてはいませんでした。とにかく火入れをして炉を乾燥させましたが、湯気がもうもうと上がります。こんな状態では操業は無理かと途中で何度もみんなで相談。4時間、炉の乾燥をしたらだいぶ乾いて来ました。でも、肝心な炉の下の部分や炉底周辺の土が濡れていましたが、失敗してもいいからと砂鉄の投入を始めました。使用した砂鉄は前回と同じ富山県浜黒崎の砂鉄です。

600gの砂鉄投入から始めましたが、割に調子よく下りて行きます。

炉はいつもよりもしっかり作ってあったせいか、途中で外壁が落ちることもなく、なかなか良い状態でした。でも、炉の下の部分はまだ濡れている・・・・。

途中でノロ出しをしましたが、想像していたように粘いノロ。合計3回のノロ出しをしましたが、粘い状態はどうにもなりませんでした。

砂鉄投入開始が遅かったため、25kgの砂鉄投入で止めました。すでに3時になっていたので、炉の解体の時間にはたたら場は暗くなってしまいます。
結果的には合計3.2kgの3つの小ゲラができました。収量は良くないのですが、こんな悪い状況でも,ケラができたことは黒鉄会の腕が上がったのかな?!と、けっこう満足。
とにかく、この日の操業はとても楽しかったのが何よりです。誰かが誰かに命令や指示をすることがないのに、初参加者を含めみんな自発的に動いて見事な働きぶりでした。


 

 

 


 

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