2000年7月14-15日の噴火後の状況 -2(7/19撮影)
(中野撮影ビデオより)

7月8日の噴火で生じた陥没カルデラはその後拡大。7/9の時点で、深さ約200m。7/14-15の噴火以前にすでにかなり深くなっていたらしい。立木のようすを見ると、1983年噴火の時の新澪池付近を思い出す人もいるだろう。

陥没カルデラの縁に立つ。直径は1.2kmくらい。左が西側、右が雄山山頂のある南東側。813mの雄山山頂はいつまで残っているだろうか。落石が頻繁におこっている。その後の噴火で、カルデラの直径は1.6kmにも達している(8月末)。
灰をかぶった樹木。駐車場付近を境に、灰をかぶっている樹木とかぶっていない樹木が分かれる。
噴石の大部分は灰白色の玄武岩岩塊。新しいマグマに由来すると考えられるようなものは全く見あたらない。
壁はほとんど垂直に見える。まるで円筒形のようだ。

→  7/19撮影、山頂付近の連続写真

カルデラ底をのぞき込む。一部しか観察できなかったが、底は平らで、噴石丘や火孔は見えなかった。蒸気も噴気もなし。この頃で深さ400m以上か。


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