三宅島、2001年3月7日午前の状況
東京ヘリポートよりおおとり8号(警視庁)にて。 同乗者:金子さん(震研)、ほか警視庁職員4名(含む乗務員)。 9:38ヘリポート発,三宅島観察時間は10:47〜10:58。東京ヘリポート帰着11:53。
三宅島は雨。東京は晴れ間ものぞく薄曇りで、島到着直前まではまだ雨が降っていなかった。三宅島では標高500m付近から上は雲の中で(左写真)、噴煙はまったく確認できない。カルデラ内、カルデラ縁付近、いずれもすべて雲の中。北側から見ると、青白いガスは雲の下、赤場暁より南に斜面沿いに漂っていた(北東〜東方向;右写真)。 雨滴が窓につき視界悪くなり、観察困難になったため、ヘリは西側から南下後、向きを変えて時計回りに半周ちょっとして離島した。
行きは向かい風、鎌倉から海岸に出ると白波が立っていた。鎌倉から三宅島まで50分近くもかかった。帰りは追い風。離島してから三浦半島先端の城ヶ島までたったの27分だった。搭乗したヘリはルーシーさんの遺体発見現場、横須賀の軍港、横浜ベイブリッジ、ランドマークタワー、 横浜国際総合競技場、皇居付近を経由し、東京へリポートに戻った。