八ヶ岳(やつがたけ)はいくつもの火山が集まった火山群です。よく、北八ヶ岳、南八ヶ岳に分けて呼ばれます。いろいろな火山が集まって南北にのびて火山列となっています。古い火山は130万年くらい前に生まれています。
北八ヶ岳の火山群(左より蓼科山、横岳、縞枯山、茶臼岳、麦草峠を挟んで丸山)。横岳と縞枯山の間には通年営業のピラタスロープウェイが架かっています。有史以降の噴火は記録されていませんが、ロープウェイ山頂駅の目前に広がる坪庭は、横岳から流出した八ヶ岳火山最新の溶岩原です。1999年現在、八ヶ岳は活火山リストには加えられていませんが、いずれ活火山の仲間入りをするでしょう。
広いすそ野を持つ南八ヶ岳。右の方の高い峰が、最高峰の赤岳(標高2,899m)です。なお、南八ヶ岳は20万分の1「長野」の範囲からはずれています。