番号: 162  採取日:2020-02-25  産地:福島県 南相馬市 原町北泉
   
(北緯:37.659127、東経:141.019314)

阿武隈山地の太平洋側には古代の製鉄遺跡がたくさんある。ここの火力発電所の建設の際も周囲でたくさん発掘されたそうだ。現在の浜は白っぽいが、かつては黒かったらしい。砂鉄を取り尽くしたということか。白河市「まほろん」の学芸員の話し「このあたりに製鉄遺跡が多いのは良質な原料があったからではなく、質が悪くて失敗を繰り返し、次々と炉を作り直していったから」は興味深い。砂鉄はチタン分が多いらしい。

(撮影:中野 俊)

 

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