番号: 178 採取日:2020-10-12 産地:北海道 泊村 泊村
(北緯:43.074025、東経:140.486787)泊村といえば北海道唯一の原発がある村だ。南の岩内町の港からその姿を見ることができる。泊村をさらに北上すると神恵内村。寿都町に引き続きごく最近、核のゴミ地層処分候補地の調査対象に名乗りを上げたばかりだ。泊村は今は賑わいがないが、かつては春になると海を埋め尽くすほどのニシンが岸の近くまで押し寄せ、相当ニシン漁が盛んだったようだ。砂を採取したこの浜の近くには明治時代の番屋が再建されていた(「鰊御殿とまり」)。かつて泊村には網元が個人で造ったミニ漁港「袋澗」が40ヶ所ほどあったというが、その残骸がこの浜付近にもいくつか見られた。
(撮影:中野 俊)
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