番号: 190  採取日:2021-08-27  産地:長野県 信濃町 神山国際村、野尻湖
(北緯:36.820013、東経:138.213644)

オニヤンマとミヤマカラスアゲハが飛び交う斑尾山に登山。ここの山頂近くがブナ林とは知らなかった。夜は近くのスキー場の宿に泊まり、翌朝は野尻湖ナウマンゾウ博物館へ。約4万年ほど前、このあたりに生活していた、まだ見ぬ“野尻湖人”や湖畔の砂鉄など、いろいろな話しを館長の近藤洋一さんから伺った。その後、湖畔の神山国際村へ。そこでは20人ほどとすれ違ったのだが、みんな白人。夏休みでここの別荘生活を満喫しているのだろう。ヨットやボートが停泊する湖畔からは斑尾山が望め、水際にはかなり細かい砂鉄があった。地元の鍛冶屋さんたちが製鉄を試みたこともあったそうだ。ここの鍛冶屋さんも後継者不足らしい。信州打刃物の里「信濃町」、信州鎌が有名だそうだ。帰宅後に調べると、野鍛冶の古い鍛冶場も建物ごと保存されているようで、次はそこも訪ねてみたい。

(撮影:中野 俊)

 

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