番号: 193  採取日:2022-02-16  産地:山梨県 山中湖村 和田、山中湖
(北緯:35.426286、東経:138.874562)

富士五湖の一つ、山中湖の北岸。およそ半月前、ダイヤモンド富士を撮影しようとやってきた時に湖岸砂を見つけていた。その時は余裕がなかったが、今回、大平山にハイキングに訪れ、湖畔の親水公園から浜に下り立った。少なくとも東西約1kmほどに渡って、砂よりもラピリサイズのスコリア(あるいは発泡した溶岩破片)が卓越した礫浜が細々と続く。富士山噴火で噴出した降下スコリアが北側の山から崩れてきたのだろうか。2,3日前の降雪で浜はほとんど雪に覆われてしまっているが、かろうじて波打ち際だけ溶けている。水に濡れた砂は、黒い粒が主体で、酸化した赤い粒ときらきらした結晶片が混じって目立つ。

(撮影:中野 俊)

 

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出典:富山市科学博物館画像ライブラリークリエイティブ・コモンズ・ライセンス(表示4.0 国際)のもとに掲載を許諾されています。

 

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