番号: 218  採取日:2023-02-27  産地:島根県 出雲市 大社町(稲佐の浜)
(北緯:35.399953、東経:132.672433)

国譲り、国引きの神話で知られる浜。ここから南へ続く浜は「日本の渚百選」に選ばれているだけでなく、「日が沈む聖地出雲」のシンボルとして日本遺産にも登録されているそうだ。ここには一際目立つ弁天島があり、地元では「べんてんさん」と親しまれている島だそうだ。この島はかつてはずいぶんと沖にあり、沖ノ御前、沖ノ島と呼ばれていたそうだ。昭和60年前後までは島の前まで波が打ち寄せていたが近年は急速に浜が広がっているそうだ。出雲大社からここまで約1kmある。かつて出雲大社は灯台の役割をしていたという話しを聞くが、浜の拡大・後退を考えるとあながちでたらめではなさそうだ。ここの後、もちろん日御碕の柱状節理もゆっくりと楽しんだ。

(撮影:中野 俊)

 

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