番号: 224  採取日:2023-04-14  産地:長崎県 対馬市 厳原町与良内院
(北緯:34.113981、東経:129.232607)

小雨の中、対馬中心の厳原で対馬博物館や対馬朝鮮通信使歴史館を見学した後、「対州そば」を食べに行く。その場所は前日の小茂田浜の近くだった。その後、対馬の南(下島)を反時計回りにぐるっと走る。対馬は山がちの島で海岸に沿って走ることはほとんどなく、砂浜も少ない。ここも基本的には礫浜であるが、わずかに細粒な砂が広がっている。礫はそれほど円くはないが、色はさまざまで雨に濡れてきれいだ。地質図によるとこの上流には花崗岩もあり、周囲は熱変成によるホルンフェルスだ。これまで知らなかったのだが、対馬の北側の上島と南側の下島はもともとは繋がった1つの島だった。江戸時代と明治時代にそれぞれ開削され、2つの瀬戸で東西の海が繋がったのだった。

(撮影:中野 俊)

 

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