番号: 235  採取日:2023-06-14  産地:北海道 江差町 鴎島
(北緯:41.86676、東経:140.115844)

江差追分で有名な江差町。鴎島(かもめじま)を陸繋する砂浜に復元された開陽丸がいる。江戸時代、北前船の全盛期には鴎島は単独の島だったのだが、人工的な工事により陸続きとなり、その後砂州が形成されていった。開陽丸はオランダで造艦され、1867年に横浜へ入港した当時最新鋭の江戸幕府の軍艦である(2590排水トン)。だが1868年(明治元年)、江差沖において暴風雨に遭い、座礁、10日後に沈没、幕府の軍艦としての寿命はわずか1年数ヶ月だけだった。1975年に遺留品の引揚げが行われ、開陽丸記念館として復元されている。

(撮影:中野 俊)

 

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