番号: 236 採取日:2023-06-15 産地:北海道 八雲町 八雲町(鮎川海岸)
(北緯:42.113544、東経:140.025247)丸石が目立つ広い白っぽい砂浜。すぐ北に流れ込む見市(けんいち)川の流域には遊楽部(ゆうらっぷ)岳があり、その周辺には白亜紀の花崗閃緑岩が広く分布する。「八雲(やくも)」は、尾張徳川家当主の徳川慶勝が豊かで平和な理想郷建設を願い、須佐之男命(スサノオノミコト)が読んだ「八雲立つ 出雲八重垣妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」に由来するという。徳川慶勝が主導して北海道開拓と併せて旧臣の生計を確保するため、1878年に遊楽部(八雲町の一部)の土地開拓を始めたのである。
(撮影:中野 俊)
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